電子技術
エンジニアとは
- 電子技術エンジニアとは?
- 電気工事士とは?
電子技術エンジニアとは?
社会から必要とされ続ける電子分野の専門家
電子技術エンジニアは活躍できる場面が多岐にわたります。例を挙げると、産業用ロボット・精密機械・商業施設のオーディオ設備などの開発・製造・メンテナンスを行う「モノづくりエンジニア」や、携帯電話・スマートフォンや高速道路・電車の無線・有線通信設備を守る「インフラエンジニア」、工場などへの機器類の設置やメンテナンスを担当する「フィールドエンジニア」といった仕事があります。
特に携帯基地局などの無線通信インフラは、第5世代高速通信技術(5G)や車の自動運転技術、ドローン配送、ロボットやセンサーをインターネットにつないで豊かな生活を送るIoT技術の普及に必要不可欠なため、国を挙げて整備を行っており、インフラエンジニアの需要が急増しています。
製品開発からインフラまで、さまざまな業界で常に必要とされ続けているため、その分人手も不足しており、若手エンジニアの活躍が強く求められています。
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電子技術エンジニア
- 産業用ロボット、精密機械、商業施設のオーディオ設備などの開発、製造、メンテナンス
- 携帯電話、スマートフォンや高速道路、電車の無線、有線通信設備を守る
- 工場などへの機器類の設置やメンテナンス
など
電子技術エンジニアの業務
【モノづくりエンジニア】
・医療パック検査ロボットの開発
・半導体製造装置の設計
・車、家電、医療機器、Wi-Fiなどに搭載されている無線通信モジュールに必要なチップの開発
・艦船レーダー用製品の生産ライン管理 など
【インフラエンジニア】
・携帯・スマートフォン向け基地局の設置や運用
・地下鉄の車両・構内における通信機器の整備 など
【フィールドエンジニア】
・商業施設におけるオーディオ機器や映像機器の設置や配線
・電気工事、情報配線工事の施工、施工監理、図面作成
・プラントの計装保守業務 など
電子技術エンジニアは電子機器に組込まれている電子回路(ハードウェア)などに関する知識はもちろん、マイコンとプログラミング(ソフトウェア)でより良い機能を加える「組込みシステム」が不可欠なため、C言語といったプログラミング言語の知識も必要になります。
また、今後はAI(人工知能)を活用した製品が増えることが予想され、電子技術エンジニアにAIに関する知識も求められるようになりました。
業務に必要な技術を修得できる実習例
業務に必要な技術を修得できる実習例を紹介します。
電子技術エンジニアのやりがい・魅力
「つくるワクワク」を仕事にできる
電子技術科で学んだ知識で、世の中に喜ばれる製品づくり・普及に貢献することが出来ます。
最先端の技術を支える仕事に携わることができる
5GやAI技術、車の自動運転技術、IoT技術などを支える電子回路や通信インフラの仕事に携わることができます。
業務に関連する資格
電子技術エンジニアになる上で取得できると就職活動で優遇される資格は多くあります。
特にインフラエンジニアのうち無線通信に関わる仕事では第一級陸上特殊無線技士が求められ、またフィールドエンジニアの仕事では現場によっては工事担任者と第二種電気工事士の資格が必要不可欠な場合もあり、取得していれば就職活動においても非常に優遇されます。
代表的なものは以下の通りです。
【国家資格】
・第一級陸上特殊無線技士(※東京電子なら指定科目の単位取得者は卒業時に取得可能)
・工事担任者(総合通信、第一・二級デジタル通信、第一・二級アナログ通信)(※東京電子では指定科目の単位取得者は基礎科目免除)
・第二種電気工事士 他
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