情報処理科(2年制)
【文部科学大臣認定 職業実践専門課程】
基本情報技術者試験 科目A(旧午前)試験免除
学科の特徴
「システム開発コース」と「システム運用コース」
2つのコースでIT社会の即戦力になる人材を
養成します。
このようなことに興味がある方は、
情報処理科をおすすめします。
・プログラミング/データベース
・システム設計・開発/システム運用
・スマートフォン等アプリ制作
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入学後、2コースのうちどちらかを選択
本科では、1年次後期(10月)よりコース選択することができます。
■「システム開発コース」:プログラマーやシステムエンジニアに必要なシステム開発、プログラミング、ネットワークやデータベース等の技術を修得します。
■「システム運用コース」: プログラミングの技術修得のほかにシステム運用管理者にとって重要なネットワーク設定などを学び、企業内のネットワーク管理・ITインフラ整備などでも活躍できる技術を修得します。 -
システム・ネットワーク技術を基礎から修得
本科では、プログラミングのスキルの修得はもちろん、コンピュータに関する知識を理解しないまま詰め込むような修得ではなく、システム・ネットワークにおける仕組みや構築方法などを基礎から一貫して理解しながら修得できるカリキュラムとなっています。
授業・実習紹介
ビジネスソフトからプログラミング技法、
データベース、セキュリティまで幅広く学びます
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Java
Javaによるプログラミング技法、オブジェクト指向の概念はもちろん、スマートフォンやタブレット端末向けプログラミングについても学習します。 -
モバイル・アプリケーション開発(システム開発コース)
システム開発コースでは、時代に合わせモバイル端末のアプリケーション(スマホアプリなど)の作成方法についても学びます。
実習室・実習風景
授業時間割例
【2023年度 情報処理科 1年次(システム開発コース)後期 時間割例】
教員紹介
担当科目
プログラミング(Java、C言語)/資格試験対策(基本情報技術者試験、情報検定:J検)/ハードウェア/アルゴリズム
趣味・特技
バレーボール
教員からのメッセージ
日常生活や社会に出てからの業務で「めんどくさいな」と感じた時に、さっとプログラムを書いて自動化・効率化できるような学生を育てたいです。そのために、学んだことがどう役立つのか学生へ具体的に伝えるよう心がけています。プログラミング力があれば、あなたの日常をもっと便利にできるかもしれません。将来どのような職業に就くとしても、ITの知識は必要不可欠です。もしやりたいことが決まっていないなら、本校でITの勉強から始めてみるのもいいかもしれません。
情報システム系 紹介動画
2022年時点での内容となりますので、入学を検討されている方は、最新の募集要項・学校案内、本Webサイトをご確認下さい。
カリキュラムの流れ
【前期】コンピュータ(ハード、ソフト)の知識、
プログラミングの基礎を固める
コンピュータ技術を学ぶ基礎を確立しながら、基本ソフトの活用や国家資格の受験対策も進めます。
- Java
- アルゴリズム
- ネットワーク
- 表計算基礎
【後期】システム開発コース
プログラミング技術を学ぶ
プログラミング(Java・C言語)を固め、基本情報技術者試験の合格へ向けた対策も本格化します。
- 表現技法
- Linux
- ビジネス数学
- C言語
【後期】システム運用コース
運用管理の必須技術を学ぶ
運用管理者として重要なネットワークの設定について学び、資格対策も実施します。
- ホームページ
- 文書編集基礎
- 基礎学力
- ITリテラシ
【前期】システム開発コース
技術の確立と就職試験、資格対策
LinuxやWeb、応用プログラミングを修得。就職試験対策と各種資格取得講座も増えます。
- システム設計
- データベース
- AI基礎
- ビジネスマナー
【前期】システム運用コース
各種実務を想定した授業と就職対策
インターネット、データベース等の理論、実習と就職やネットワーク系の資格対策に注力します。
- Linux
- Office実務
- 国家試験対策
- ビジネスマナー
【後期】システム開発コース
設計~開発を理解、卒業制作の準備
システム設計から開発のフローに至る技術を固めます。卒業制作も進めます。
- セキュリティ
- UML
- データベース演習
- 卒業制作
【後期】システム運用コース
アプリケーションやサーバ関連の演習を実践
コンピュータおよび周辺設定など実務に活用できるスキルを修得。資格対策と卒業制作も行います。
- サーバ構築
- アプリケーション演習
- CCNA基礎
- 卒業制作
目指せる資格
取得目標としている資格
※システム開発コース、システム運用コースによって取得目標の資格が異なります。
【国家資格】
- 基本情報技術者試験[科目A試験(旧午前試験)免除](経済産業省)
※指定科目単位取得+修了認定試験合格者 - ITパスポート試験(経済産業省)
- 応用情報技術者試験(経済産業省)
- 情報セキュリティマネジメント試験(経済産業省)
【認定試験】
- 情報検定:J検(職業教育・キャリア教育財団/文部科学省後援)
- ビジネス数学検定(日本数学検定協会)
【ベンダ資格】
- オラクル認定Javaプログラマ(OCJP)(オラクル)
- オラクルマスター(オラクル)
- CCNA(シスコシステムズ)
- MOS(マイクロソフト)
【ベンダーニュートラル資格(ベンダーフリー)】
- Linux技術者認定試験LinuC(LPI-Japan)
- Linux技術者認定試験LPIC(LPI)
目指せる職業
■ システムエンジニア・プログラマー
世の中を便利にするシステムを作り出す
システムエンジニア・プログラマーは社会のいたるところで活用されるシステムの設計や開発、修正やアップデートを行う保守運用といった業務を担う職業です。
就職
【主な就職先】
ABCシステム(株)、(株)エスアイプロダクト、(株)エヌ・ティ・ティ・ロジスコサービス、技研電子(株)、TISソリューションリンク(株)、NECフィールディング システムテクノロジー(株)、西武鉄道(株)、ソーバル(株)、大和冷機工業(株)、トランスコスモス(株)、日本情報産業(株)、日立グローバルライフソリューションズ(株)、(株)ビジネス・インフォメーション・テクノロジー、東武シェアードサービス(株)、みずほファクター(株)、(株)柊ソフト開発、SCSKシステムマネジメント(株)、コベルコソフトサービス(株)、(株)エスユーエス、(株)クレオ、東京コンピュータサービス(株) 他 (順不同)
先輩からのメッセージ
情報システム系学科 ブログ
オープンキャンパス・体験入学
東京電子では学科のことをより理解してもらうため、校内を自由に回りながら複数学科のイベントに参加することができる「オープンキャンパス」や、希望学科の実習を体験することが可能な「体験入学」といった各種イベントを開催※しております。
※「オープンキャンパス」のみ5~8月の期間限定開催となります。
よくあるご質問
- 情報処理科(2年制)の特長と情報処理科3年制との違いは?
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情報処理科では、IT業界で働くために必要となる「基本スキル(プログラミングを中心としたソフトウェアやシステム制作技術)」の修得や国家試験である「基本情報技術者試験」の対策も重視したカリキュラムを組んでいます。
また、情報処理科は、1年生の後期に学科担当教員と面談の上、本人の学習内容の希望や目標資格、将来の目指す職種に応じて「システム開発コース」もしくは「システム運用コース」を選択できるのが大きな特長です。
情報処理科3年制は、プログラミングを中心とするシステム制作の基本から応用まで学習します。具体的には、プログラミング言語の「Java」やオペレーティングシステムの「Linux」などの演習科目を多く取り入れています。また、ネットワークやサーバーの授業は、座学だけではなく実技演習も行うことにより、実践的なスキルが身につきます。
※ 学科選びには他の学科も含め、年齢や目標とする職種、目標資格、卒業までに身につけたい内容・レベルにより適切な学科は変わりますので、一度体験入学などのイベントに参加して、実習の体験や担当教員に質問・相談して適切な学科を選択ください。
- AI関連の科目はありますか?
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情報処理科(システム開発コース)、情報処理科3年制、高度情報システム科、セキュリティ・ネットワーク科では、必須科目として「AI基礎」を開講しています。また、Python(AI開発に利用される言語)をウェブ・メディア科、情報処理科(システム開発コース)、情報処理科3年制、高度情報システム科のカリキュラムに取り入れています。
- 入学までにどんな教科を勉強しておいた方が、良いですか?
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ITエンジニアを目指す上で、数学、英語や国語など高校1年で学ぶ内容、レベルは必要です。各教科をバランスよく勉強しておくことで、入学後に学ぶ多くの科目(授業・実習)の理解度が高まるでしょう。
但し、高度情報システム科は、大学と同等資格(大学院への入学資格取得)の観点から、数学・英語・国語の基礎以上の要素が入ります。
例えば、AIの教科を理解していく上で、特に数学※が重要となります。
※ AIの知識を学ぶには、線形代数、統計、微分積分などの知識が重要です。
- 情報処理科・情報処理科3年制・高度情報システム科で目指せる職種は?
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▼開発系:プログラマー、システムエンジニア※
企業が業務で使用するアプリケーション(システム)を設計するシステムエンジニアやプログラマー、スマートフォンアプリやパッケージソフトなどの開発を行うプログラマーやシステムエンジニアを目指せます。▼運用系:サーバー、ネットワークエンジニア※
企業やデータセンターなどで使用しているサーバーやネットワークの設計、構築や運用監視を行うサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアを目指せます。以上の目指せる職種は、修業年数や取得資格、学習内容の修得レベルなど個人差により異なってきます。
※ 上記職業に関しては「卒業後の主な職種」ページをご覧ください。
- 夏休みなど、各学科課題(宿題)がでますか?
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- ウェブ・メディア科は、各種コンテストや進級、卒業制作など作品制作が1年を通して行われます。
- 高度情報システム科は、シスコ認定の授業などで章ごとに修了試験がありますので、事前学習が必要になるでしょう。 プログラムや演習でも、宿題や課題の提出などは他の学科より多いです。
- セキュリティ・ネットワーク科は、夏休み期間を利用し、企業見学や実務演習などレポートや報告書の提出などがあります。 また、2年生から資格対策の予習、シスコ認定授業の修了試験などがあり、自主的に予習も必要です。
- 情報処理科・情報処理科3年制は、科目や担当教員により予習を課すことや不定期に宿題を出す場合があります。 また、国家試験などの合格を目指す学生には、夏休み期間中に試験対策の勉強範囲を指定する場合もあります。
- 在学中、多くの資格取得を目指したいのですが、学校としてのフォロー体制は?
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本校は、以下の充実のサポート体制と特典があります。
- 情報系5学科は、「基本情報技術者試験」(国家試験)の科目A試験(旧午前試験)免除制度を導入しています。正規授業内に対策講座を用意しています。 また、試験直前には、希望者を対象に補習を行っています。
- そのほか国家資格・民間資格において、担当教員は学生の取得目標によって学習の進め方等相談に乗った上で、わからない問題に関しては個別に質問を受け、意欲ある学生に対し合格に向け個別で指導しています。
- 取得した資格の対策講座は、授業の受講免除と単位認定を行っています。空いた授業時間で、さらに別の資格の勉強をすることができます。
- 各種民間のアカデミープログラムに参加し、割引で受験できる資格もあります。
※応用情報技術者試験対策の授業は、情報処理科3年制・高度情報システム科の2学科で実施。
- 就職活動のフォロー体制は?
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- 学内で合同企業説明会や個別企業説明会を実施し、多くの企業の人事担当者様に毎年お越し頂いています。その企業から早い時期に内定を頂いております。
- 「筆記試験対策」や「履歴書の書き方」、自己PRの方法などの面接対策、就職試験対策や就職活動全般に関わる対策の授業と特別講義を実施しています。
- キャリアセンターの職員以外にも、キャリアカウンセラーなど就職に関わる資格を持った相談員が決まった曜日に来校し、面接練習や履歴書・エントリーシートの添削など個別指導をしています。
- インターンシップ制度はありますか?
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情報システム系全5学科で実施しています。
1~3日程度行っています。その他、会社見学や企業での勉強会など、本人の希望やスキルに応じて、様々なタイプのものを選んで参加することが出来ます。
参加企業も上場企業をはじめとする、大手企業や中小企業など様々です。
- 今まで、パソコン実習がほとんどなかったので不安です。大丈夫ですか?
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ご安心ください。本校の入学生の中には高校時代、PC実習など少なく初心者に近い人やPCについて詳しくない学生も多くいますので、 PCの操作をはじめITの技術についてはゼロから学習できるカリキュラムとなっています。
また、入学後すぐのオリエンテーションで、PCの初心者講座なども開講していますし、 放課後自由に実習室のPCが使えますので、実習室にいる先生に質問することや、終わらなかった課題に取り組むことも出来ます。
- 学校生活や勉強に不安があるのですが、質問や相談にのってもらえますか?
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各教科の教員は、休み時間や放課後問わず時間の許すかぎり、様々な質問や相談に積極的に応じています。学生と教員との距離が近いのは本校の特長の1つです。教員・非常勤講師問わず、気軽に質問・相談するよう学生にアナウンスしています。
もちろん、皆さん自身が積極的に勉強すること、努力をすることが重要ですが、授業・実習のことや生活面、就職面も学校全体としてサポートしていきます。 - 1日の授業・実習の時間は?
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1時限目 09:00~10:30
2時限目 10:40~12:10
3時限目 13:00~14:30
4時限目 14:40~16:10
放課後 : (5時限目) 16:20~17:50正規の授業は主に1~4限目に行われます。学期によって5限目に正規授業が入る事もあります。
放課後については、資格や就職対策などの選択授業を受講可能です。また、PC実習室を開放していますので、自由に利用することが出来ます。
※社会状況により一部の学科で授業時間に変更がある場合があります。
- 出願前に体験入学などに参加した方が良いですか?(全学科共通)
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ぜひご参加ください。パンフレット等ではわからない生の情報を得られると思います。
各イベントとも入学相談室職員、学科の専任教員が対応しますので、不安に思うことや疑問に思うことなど、質問・相談できます。
※入学を希望されている方はもちろん、学科や分野、学校が絞れていない方、別の学校と比較したい方なども、お気軽にご参加いただけます。- オープンキャンパス:見学ツアー、各学科イベント(実習体験・学生作品等展示、学科説明)、入学相談、寮・奨学金・就職相談コーナーなど、盛りだくさんの企画で実施しています。
希望学科はもちろん希望分野以外にも興味のある方、色々な質問をしたい方にはぴったりの企画です。 - 体験入学:各学科の特長や入学情報などの説明後、希望学科に分かれ約1時間半の体験実習を行います。
体験実習は普段、授業・実習を行っている専任教員と在校生が指導します。 - 平日学校見学:平日(10:00~16:00)の見学も可能です。
入学相談室のスタッフが説明・見学を対応します。見学途中、実習を行っている場合は、廊下より実習風景を見ることができます。
- オープンキャンパス:見学ツアー、各学科イベント(実習体験・学生作品等展示、学科説明)、入学相談、寮・奨学金・就職相談コーナーなど、盛りだくさんの企画で実施しています。